
目指せシェア10%!LL牛乳の販売戦略を考えてみよう(ロングライフ牛乳-後編) #107
2024年5月15日29分
出演

TT農学ガチ勢農学修士。その後サラリーマン研究員として農と食と戯れる。Podcastはほとんど聴いてこなかったが、農食ラジオを始めてからは沼にハマり中。

ゆと農学ビギナー大学院まで物理を学んだ工学修士。新卒はベネッセで進研ゼミづくり。その後ITに軸足を移し、今は音声コンテンツに夢中。まなびガチ勢。
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30年でシェアが3分の1。日本のロングライフ牛乳は世界と逆走している
0:26 からこの部分を聴く
世界はLL牛乳に向かってるのに、日本だけ縮んでる。この30年で何が起きたのか・・・。

「2021年1.3%、平成初期の1994年は3.9%、3分の1になっちまった。」

「30年ぐらいで。」

「実は昭和にもあって、1985年ですら2.5%あったんだよね。」

「今より多い。1回増えてギャーンって減ってるっていう。新しい技術が右肩上がりに増えていくならわかるけど。」

「外国ではスタンダードだしね。なんなんこれってずっと悶々と考えてて、おれの仮説を一緒に悶々としてくれる?」

「悶々回なんだ。」
日本は「内陸でも刺身が食える国」。物流目線で見ると、LL牛乳が要らなかった理由が見えた
3:11 からこの部分を聴く
冷蔵リレーの強さを、内陸でも刺身が食える物流目線で見ると、急に納得がいくんですよね。

「日本はコールドチェーンが充実しているから、ロングライフが広まらないっていう。」

「クール宅急便のことですか?」

「コールドチェーンは、牧場から物流、スーパー、家、これずっと冷たいまんまいけるんだよね。クール宅急便は運送部分だけ。」

「同じ理由で、日本は内陸でも美味しい生魚が食べれるじゃない?栃木の浜寿司でも、千葉の浜寿司と同じ味のはずだし。」

「冷やしてらんねーよっていう国もあるし、貧しい国は冷蔵庫買ってらんないっす、とかね。」

「最近スーパー行くとさー、節電で冷蔵ショーケースの光切ってるじゃん。そこまでするなら常温でよくないと思って。」
漫画ひとつでシェアが3分の1になるのか、と思いきや──「美味しんぼ」が下落とドンピシャだった
9:08 からこの部分を聴く
漫画ひとつで日本のシェアが3分の1になるのか、と思いきや、時代の符合が無視できなかったみたい。

「2個目は、漫画の影響です。」

「全然わかんない。漫画の影響!?」

「美味しんぼ。おれがXで『なんで落ちてるんですか』って言ったら、ポッドキャスター仲間が『美味しんぼじゃないですか』って。」

「前回もでた、美味しんぼ。」

「1998年の回で、低温殺菌牛乳の方が美味しいぞ、苦手な人でも飲めるぞって描かれてたみたい。シェアが下がり始めた時代ドンピシャ。」

「時代と理由はめっちゃマッチする。」

「ただ、漫画一つでシェアが3分の1になるかって言われると。これがクリティカルかは分かんないなーっていう。」
1994年がピーク、クール便スタートは1993年──収録中に犯人を見つけた最大のドラマ
12:14 からこの部分を聴く
収録の途中で犯人を見つけてしまった、この回最大のドラマ・・・。

「クール宅急便がガッツリ当たり前になったのって割と最近じゃない?気づいたら当たり前になったイメージで。」

「クール便は1993年からあるね。」

「あ、だよね。」

「やば、これじゃん。」

「これじゃん。」

「ぴったしじゃん、ドンピシャだよ。1994年がロングライフ牛乳のピークで、クール便を始めたのは1993年。」

「乳業メーカーじゃなくて、戦犯はヤマト運輸。」

「これ調べても出てこないからさ、これ世界で唯一の仮説になる。」
常温保存可能なロングライフ牛乳、どこに置く?答えはドラッグストアの「プロテインコーナーの横」かも
20:11 からこの部分を聴く
ジムで牛乳を売るなら、どうせなら冷蔵してくれって思っちゃう。じゃあ自分で牛乳をジムに持って行く・・・なら?ロングライフ牛乳が良さそう!

「ジムに行く時に、あらかじめロングライフ牛乳持っていく、みたいなスタイルか。」

「だから、薬局なんだよね。学生の時は薬局でプロテイン買ってた。」

「ドラッグストアか。」

「ドラッグストアのプロテインコーナーの横に、ロングライフ牛乳置いてはどうかと。」

「めっちゃいいと思う、ないもんね、今は間違いなく。」

「やっぱ常温で置いていいんだみたいな、発見が大事なんだよ。展示するだけで十分。」
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